思わず顔がほころぶ愛らしさ。京都土産は、キュートな和菓子をチェック

京都土産を探すなら、まずチェックしておきたいのが和菓子。伝統に裏付けされた確かな味わいと、愛らしいルックス。
そのどちらも兼ね備えたとっておきの和菓子をご紹介。
選ぶ人も食べる人も
心和ます魔法のお菓子
動物、月、家などの愛らしいモチーフに思わずにっこり。和三盆糖のまろやかな風味と口溶けにうっとり。温度や湿度で味が変わってしまう繊細な菓子ゆえに、専門の職人が調合や乾燥時間で調節しているそう。ときめくキュートな世界をぜひ覗きに行って。
DATA
UCHUwagashi FUKIYOSE
TEL.075-754-8538
上京区寺町通太町上ル信富町307
営業/10:00〜18:00
月定休(祝の場合は翌休)
アクセス/京阪鴨東線神宮丸太町駅より徒歩5分

(写真中央)季節ごとにモチーフが変わる落雁。秋は頬を膨らませたりすが登場/「りすとどんぐり」金平糖付き1箱1500円 (写真上・下)ポップなデザインの落雁、琥珀糖、金平糖が詰まった、食べて並べて楽しめるひと箱/「fukiyose」970円
祇園でしか手に入らない
舞妓さんのボンボン
250年以上の歴史を持つ京菓子店「俵屋吉富」の祇園店。着物や花かんざしなど、京舞妓を表現したかわいいこちらのボンボンは祇園店限定アイテム。ガラス細工のような透明感と繊細さに加え、愛らしいフォルムも魅力的。
DATA
俵屋吉富 祇園店
TEL.075-541-2543
東山区四条通大和大路西入中之町216番地 祇園OKIビル
営業/10:00〜19:00
不定休
アクセス/京阪電車祇園四条駅より徒歩3分

薄く繊細な砂糖菓子の中には、洋酒と日本酒の2種がたっぷり入っている/「京まいこちゃんボンボン」15個入り972円

(写真左)四季のうつろいを色彩で表現。季節によって意匠が変わる(写真は夏季のもの)/うつろひ 680円 (写真右)「甘い水玉でできた雲」をイメージした意匠。しっとりとした食感と優しい甘さ/飴雲 780円
老舗の伝統と現代の感性が
ミックスしたアートな1粒
くずきりで有名な「鍵善良房」が営む“すなおであたらしい日常の和菓子”がテーマのお店。抽象画のような繊細な色が美しい干菓子を中心に、伝統を土台にした新しい試みの和菓子に出会える。若手作家の器や雑貨も販売。

材料も焼型も変わらず昔と同じ製法で、1枚ずつ手焼きで作られる/きつねせんべい 小面3枚入り370円
香ばしくて懐かしくて
ほんのり甘い伏見の名物
全国的に有名な稲荷煎餅の元祖。キツネのお面風の煎餅は、白味噌のあっさりした甘みと煎りごまの香ばしさがかむほどに口に広がる。昔ながらの煎餅らしい味わいと、パリッとした食感も小気味が良くて楽しくなる。

白、ニッキ、抹茶の3種類。箱詰めの包装紙もレトロでかわいい/鳩もち 10個入り 930円
八ツ橋の老舗が作る
縁起物の鳩のお餅
「三宅八幡茶屋」では子を病から守る神の使いの「鳩」をモチーフにした、三宅八幡宮の門前菓子を扱う。聖護院八ッ橋総本店で作り、毎朝届けられる。生八ッ橋のような米粉のもちもちした食感と、ほのかな甘さが素朴てほっとする。

乙訓の筍と丹波の松茸がモチーフのお汁粉。色殻が素敵な箱と包装紙も評判/たけの露 2個入り598円
茶人に愛される老舗が提案
遊び心あふれるおやつ
茶人御用達の老舗和菓子店。本物そっくりの筍と松茸の正体は、実はお汁粉。中には「特製懐中しるこの粉」が入っていて、お湯を注ぐだけで完成する。餅皮の香ばしい香りととろみのある汁が、体を心から温めてくれる。

白は阿波純和三盆、緑はお抹茶風味。ほのかな甘さが口に広がる/モネ 20粒入り 1166円
京都の伝統とスウェーデンの
デザインが干菓子でコラボ
インテリアブランド「スフェラ」のショップ。オリジナルの干菓子「モネ」は、スウェーデンの建築家ユニットのデザインにより、老舗和菓子店「鍵善良房」が製造。和と洋のカルチャーの融合を、目と舌で味わって。

ふわっと口の中で溶けるやさしい食感。ひと口サイズで食べやすさも抜群/京ふうせん 1080円
儚げでやさしくて
品のあるおせんべい
京菓子の伝統を守りつつ海外とのコラボも積極的に進める老舗。平安時代の女官装束「かさねの色目」の基本5色を表現した、小さな麩焼せんべい「京ふうせん」が人気。淡い色合いも口どけも、はんなりと上品だ。

ラベンダー、ミント、ローズ、カモミール、ジャスミンの香りが楽しめる/琥珀糖 10本入り1080円 西陣、嵯峨野、祇園、鴨川、宇治をイメージ(写真の模様付きのもの)/有平糖 5本入り540円
老舗の新店でイロドリに
満ちたチャレンジを
今年7月に京都駅内にオープンした、老舗和菓子店「鶴屋吉信」の新店は“彩り”がテーマ。淡いパステルカラーが美しい琥珀糖は、シャリシャリした食感とほのかに広がるハーブの香りがくせになる。老舗の新感覚な1品をぜひ。

上から栗(マロン)、獅子と牡丹(ファジーネーブル)、紅葉手鞠(オレンジ)、白絹手鞠(レモンライム)、ブルゴーニュの収穫(ヴァン・ショー)/京あめ 1箱各540円
和と洋がタッグを組んだ
宝石みたいな京あめ
宝石のように美しい京あめの専門店。日本の職人技とヨーロッパの美の技術を融合させて、今までにない京あめを提案。平安期の十二単、アールデコ調のドレスカラーなど、和洋の歴史があるカラーの中からお気に入りを見つけて。

左から「ほんのりしおちょこ」「ふんわりいちご」「はんなりおまっちゃ」/おめかしぼうろ 1箱(12個入り) 各648円
素朴なぼうろがブティックで
ちょっとリッチにチョコでおめかし
京都センチュリーホテル内のパティスリー。京都銘菓のそばぼうろに、厳選したチョコレートとパウダーの風味が加わった「おめかしぼうろ」は、贅沢なスイーツに。石臼引き抹茶、甘酸っぱいいちご、塩チョコの3種類。
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