挙式スタイルQ&Aも。チャペルウェディング

純白のドレスをまとってバージンロードを歩み、祭壇前で誓う永遠の愛・・・。まるで洋画のようなワンシーンがかなうチャペルウェディングは、多くの花嫁の憧れ! そこでチャペルでの挙式スタイルQ&Aや人気の演出、さらに編集部が思わず心奪われた“ひとめぼれチャペル”もご紹介。
画像出典: シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル
更新日:2019/04/09
chapter1:キリスト教式ってどんなスタイル?
キリスト教式とは、ウェディング会場併設のチャペルあるいは街の教会で行い、神によって選ばれた2人の結び付きを祝う意味がある挙式スタイル。ウェディング会場併設のチャペルはほとんどがプロテスタント。一方、街の教会に多いカトリックは信者以外の結婚式に消極的なことが多く、信者でない人が挙式したい場合は一定の条件が付く。そんな両者の中間として、比較的条件が緩いブライダルチャーチという施設も。
chapter2:キリスト教式スタイルにまつわるQ&A

Q.キリスト教信者でなくても大丈夫?
A.ブライダルチャーチ&式場内チャペルの場合、信者以外のカップルでも大丈夫。特別な条件が付くこともなく、挙式当日か直前に一度牧師との面談を受けて臨むケースがほとんど。街の教会の場合、新郎新婦のどちらかが信者であることが前提の場合が多いので、信者以外の場合、挙式可能かどうかをまず聞いて。受け入れてもらえる場合も、結婚講座の受講や牧師との面談、礼拝への出席など、その教会の考え方に順じた条件が付く。
Q.費用の目安は?
A.ブライダルチャーチ&式場内チャペルの場合、披露宴の料理や会場費なども含めたパッケージプランで提示される。目安はホテル・式場で70名350~400万円。挙式費用はそのうち30万円前後だけれど、そこに生演奏などのオプション料金などが加わる場合も。街の教会の場合、挙式費用は教会への献金として納める。目安は10~20万円程度だけれど、お花代などの実費も含まれる場合と、別途必要な場合があるので詳しくは教会に確認しておいて。
Q.パーティはどこで行う?
A.式場内チャペルのパッケージプランでは、披露宴とセットの場合がほとんどなので、収容人数に応じた指定のバンケットで行う。ブライダルチャーチの場合でも、併設のパーティ会場を予め予約すればOK。街の教会の場合、教会内のホールでケータリングパーティというケースもあるけれど、近隣のレストランなどに移動する場合が多い。ゲストの移動時間や交通手段に無理のないプランニングを。
chapter3:セレモニーを盛り上げる人気の演出
■ベールダウン

邪悪なものから花嫁を守るといわれるウェディングベールを、結婚式が始まる前に母親が下ろして、新婦を送り出す儀式。「愛情いっぱいの子育ての最終仕上げ」という意味も込められている。
■フラワーシャワー

挙式を終了した新郎新婦に、列席者が花びらを蒔いて祝福するセレモニー。花の香りでまわりを清め、幸せを妬む悪魔から2人を守るという意味も。ほかに、ライスシャワーやバブルシャワー(しゃぼん玉)なども。
■ブーケトス

挙式後、花嫁が後ろ向きになり、未婚女性のゲストに向かって背中越しにブーケを投げる演出。ブーケを受け取った女性は次の花嫁になれると言われており、幸福のバトンタッチという意味がある。
chapter4:編集部選!ひとめぼれチャペル
[1]グランド ハイアット 東京 (六本木)/グランド チャペル
16mの天窓から降り注ぐ柔らかな光と、優しい杉の木の香りに包まれる美しいチャペル。セレモニーの後は、チャペル ガーデンでのフラワーシャワーや写真撮影を楽しめる。


[2]シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル (舞浜)/クリスタルチャペル
パノラマに広がるオーシャンビューが海外リゾートを思わせる海辺のチャペル。星をイメージしたライトが灯され、まるで宝石箱の中にいるかのように幻想的なナイトウェディングもおすすめ。

